リサイタルのご案内


Noriko Miyao「吟遊詩人の旅~笛たちが紡ぐハルモニア~」

日時・場所

■日時
・2022年9月23日(金・祝)
・14:00開演(13:30開場)
■入場料
・一般:3,000円
・高校生以下:500円
※当日は一律料金:3,500円
■会場
・日本福音ルーテル岡山教会(岡山市北区広瀬町3-13)MAP
■アクセス(JR岡山駅より)
・宇野バス12番のりば「美作線・ネオポリス」行き[約10分]
・岡電バス 13番のりば「妙善寺・三野」行き(天満屋2番経由)[約15分]
※「長泉寺」バス停下車 徒歩3分(ルート

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出演

  • 宮尾 紀子:フルート,フラウト・トラヴェルソ,リコーダー,アイリッシュ・フルート,ホイッスル,アイリッシュ・ハープ
  • 守安 雅子:アイリッシュ・ハープ,バゥロン,コンサーティーナ
  • 中西 歩:ヴィオラ・ダ・ガンバ,バゥロン

リサイタルのご紹介

久しぶりにリサイタルを開催します。「吟遊詩人の旅~笛たちが紡ぐハルモニア~」…
前半はバロック音楽を中心に、後半はアイルランド、スコットランド音楽を中心にお届けします。
天から降ってくるようなアイリッシュ・ハープの音、またアイルランドの古き良き名人たちのエッセンス満載のコンサ―ティ―ナやバゥロンを奏でてくださる守安雅子さん、ヴィオラ・ダ・ガンバ(足のヴィオラという意味で、足で支えて弾く弦楽器)やバゥロン(アイルランドの太鼓)を演奏してくださる中西歩さん…本当に柔らかく、豊かな音楽で包みこんでくださいます。

さて、今から400年ほど前(バロック時代)、フルートといえば現在のリコーダーのことでした。横笛は、イタリア語でフラウト・トラヴェルソ(横向きのフルート)と呼ばれていました。オトテールという一族が改良した横笛はルイ14世の王宮ヴェルサイユ宮殿で人気となり、ヨーロッパ全土に広まっていきます。その後、フルートはどんどん改良されてゆき、19世紀の中頃には、現在のようにキーがたくさん付いた楽器となりました。木製から金属製となり、音量も大きいフルートが主流となっていくと、時代遅れとなったトラヴェルソは安く売られるようになりました。そんな安いフルートがアイルランドへと流れていき、アイルランドの伝統音楽では、キーが全く付いていない、さらにシンプルなアイリッシュ・フルートが用いられるようになります。

モダンフルートの祖先、フラウト・トラヴェルソ…数か月前に念願の(‼)木製トラヴェルソを手に入れることができました。音量は小さく、柔らかな音色ですが陰影があり、光と陰を感じる繊細な音色が魅力的です。また、豊かで澄んだ音色のリコーダーが大活躍していたバロック時代の音楽…今回はフランス、ドイツ、イングランドへと旅します。

後半は、アイルランド、ウェ―ルズ、スコットランドの音楽を、木製のアイリッシュ・フルートと素朴な音色のティン・ホイッスル(縦笛)でお楽しみいただきます。大地のエネルギー、「生」のエネルギーを感じていただけますように…

調和という意味の「ハルモニア」は、古代ギリシャ語では〝結び合わせる”という意味があったそうです。一瞬一瞬の音楽&波動に調和していく中で、繋がる何かが生まれ、広がると信じて!

吟遊詩人の旅に、ぜひご同行ください。


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